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2007/06/15(Fri)

人の出生時期-民法と刑法の相違について

 クイズです!で参加者を募集しましたが、イワモッチさんお一人が参加してくださいました。ありがとうございました。


 行政書士試験とは全く関係のない話ですので気楽に聞いてください。 答えは、次の通りです。


 私法上権利義務の主体となり得るのは、自然と法人ですよね。
 では、自然人、つまり人は何時から私法上人して扱えばいいのか、いわゆる出生の時点が問題となります。
 この点、民法学上の通説は、胎児が母体から完全に露出した時と解しています(全部露出説)。他に産声説というのもありますが、無視していいと思います。
 この全部露出説の根拠は単純です。
 胎児が母体から全身出てきたときが、誰がみても明確だからです。



 ところが刑法学上は、一部露出説が多数説です。
 その根拠は一言でいうと、胎児の全身が出てこなくても、頭だけ出てきた時点で攻撃が可能だからです。


 このことを刑法的視点で説明すると、刑法の目的の一つに法益保護機能というのがあります。
 人の生命身体を保護するために、殺人罪、暴行罪、傷害罪、堕胎罪、遺棄罪などが規定されています。
 胎児の頭が出てきた時点で、その生命や身体を人として保護すべだという価値観が働くからです。


 なお堕胎罪と殺人罪、傷害罪との区別も問題となります。
 堕胎罪は、自然の分娩期に先立って、母の胎内にある胎児を攻撃することです。
 自然の分娩が開始して頭が出てきた時点は、もう人(嬰児)として扱い、殺人や傷害罪の適用になるわけです。当然罪が重くなります。

 以上です。





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コメント ▼


    
  • 刑法と民法って基本的な考え方が違うんですよね。
    私は刑法はさっぱりです。。。
    勉強になりました。
    ありがとうございますm(_ _)m

    ところでシンさん、最近ブログの更新ペース速いですね♪
    私はさぼり気味なので、見習わなくちゃです^^;

  • 攻撃って、想像しちゃってちょっとドキッとしましたが
    なるほど、納得です^^

  • もいっちさんへ

     ありがとうございます。

     更新ペースが速い理由は、一つは昼休みに携帯から短文を投稿しているからです(笑)。
     昼は、また違った考えが浮かんで、これも書こうという感じで、どんどん浮かんでくるのですよ。
     夜は、あんまり出てこないですね(笑)。

     もう一つの理由は、一度書き出すと止まらないのです(笑)。
     講義も一度休むと、もう行かなくなるでしょう?
     ブログの記事も、それに似ているところがあるんですよ(笑)。

  • せきかわさんへ

     ゴメンナイネ、嫌な表現で(笑)。
     けれども、刑法の世界は平気であんな言葉を使うんですよ。
     特に、難解なテクニカルタームを頻繁に織り交ぜて、議論したり論文書いたりする科目だから、次第に麻痺してしまうようです。
     皆、それに酔っているところがありますね(笑)。

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