• 資格取得のポータルサイト「とるぞ~」

  • ブログ内検索

  • FC2カウンター


--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2007/06/02(Sat)

極悪人に弁護人はいらない?

 先の記事に関連して、もう一つ世間が誤解していることがあります。

 日本国を転覆するような破壊活動を行った宗教団体がありました。
 一国の総理大臣までした政治家が刑事裁判にかけられたことがありました。
 最近もありましたが、おぞましいくらいの冷徹かつ残虐な方法で殺人を犯したり、辛い性犯罪の事件もありました。

 このように世論が同調して、絶対に許せない!とされる事件の犯人に対して、世の人は、弁護人をどうしてつける必要があるものか!と言います。


 気持ちは、私も同様です。
 この憤懣を助長するがごとく、大物政治家の刑事被告人は、検察の特捜部出身のヤメ検を中心に大弁護団を組んだり、何億もの保釈金を出して簡単に勾留を解かれたりします。
 一般庶民には、こんなことできませんよね。


 しかし、今の私達の前の時代を少し思い出してください。
 裁判が暗黒であった時代を。
 大きな冤罪事件が続出した昭和の時代を。


 裁判官は、神様ではありません。実際に起こった事件の真相は神様だけが知っています。
 刑事訴訟上、提出された証拠や証言から裁判官は心証を形成するのです。
 被告人は、弁護人がいなければ、素人ですから何も防御できません。


 罪を犯した被告人にも、また人権があります。犯した罪以上の刑罰を科されたら大変です。
 正当防衛が成立する事案かもしれません。


 見方を変えて言うと、罪を犯した犯人よりも、被害者の方が原因を作ったひどいケースもあります。
 とても殺人を犯すような人ではない普通の人が、あまりにもむごい仕打ちを被害者から受けて、殺人の行為に出る場合もあります。

 実父から、中学生の頃より夫婦同然の関係を強いられ続け、成人になって好きな人ができたのですが、相変わらず関係を迫る実父をとうとう殺してしまった、かわいそうな事件もあります。尊属殺人の刑罰法規が削除される契機となった有名な事件です。


 最後に、遠山の金さんと大岡越前の裁きを思い出してください。
 奉行は自分で罪人を捕まえてきて、自分で裁判しています。
 申し開きなど、風前の灯でしょう。

 西欧やわが国は、糾問的な裁判の悪弊の反省の上に立って、現行の憲法や刑事訴訟法は、被疑者・被告人にも弁護人選任権を厚く保障しているわけです。


 以上のように、これまた説明するのですが、どうも皆感情論から抜け出せないみたいです(笑)。
 特に、マスコミの論調に迎合されるのは危険だと痛感しています。





今凹んでいる人も法律知識ゼロの素人でも 行政書士試験に合格できる!『問題集大量高速回転法!』(音声講義スタイル)

 
 
スポンサーサイト
Home | Category : 未分類 |  コメントアイコン Comment4  |  Trackback0

トラックバック ▼


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント ▼


    
  • こんばんは

    最近の傾向に「似たような犯罪が連鎖している」
    と思うのは考えすぎでしょうか?
    それをマスコミのせいだと言う気はありませんが、
    少なくとも影響は与えているはずです。
    もう来年にも裁判員制度が始まるみたいですが、
    事件発生当時のマスコミの論調に、
    全く影響を受けていない候補者を選ぶほうが
    難しいでしょうね・・・。

  • マグナムTKさんへ

     こんにちは!
     ネット世界にも、性や暴力の情報が溢れています。
     こうして、私たちもネット上でコミニケしているわけですが、現実世界での挨拶や会話の場が少なくなっているのでしょうね。

     そういう意味で、私はまだ毎日仕事に行って、いろんな人と現実に話しますので、救われると思います。

     このバランスが崩れた人は、誹現実的な妄想と行動に陥って行くのだと思います。
     犯罪は連鎖してほしくないです。

     本当に、真剣に日本社会の倫理を再考しなければならない時期に来ていると思います。
     私には、悩む人々の悲鳴が聞こえるようです。

     私たちも、法の正義に依拠して、少しでも困っている人々の役に立てるよう、頑張っていきましょう!
     

  • はじめまして

    はじめまして、こんばんは。
    ブログでおめにかかることはありましたが、レスをするのは初めてです。
    ブログを読んでいて霊界や人の死後について興味があるそうで、私もあります。
    私が説法で聞いた話ですが、人の心にも十界があるといいます。地獄界の心をもてば地獄が、仏界の心を持てば仏界がその人の相や生活に現われるということです。
    なぜ生死があるか、生死は生命が常住(一瞬の断絶もなく存在し続けているということ)する上での妙理、生命は絶えず変化し、生死を繰り返し常住しているということです。私達が存在しているのも常住のなかでの存在形態の変化にすぎないのだそうです。
    生命は姿形を変えながら永遠に続いているのだそうです。・・長文になってしまいましたね。またお邪魔させてもらいますね。

  • なむさんへ

     コメントありがとうございます。
     輪廻転生というのは、仏法の世界でよく言いますよね。
     記事本文にも書きましたが、むつかしくてよくわかりません。
     ただ、素朴に考えたとき、どうして人は生まれてくるのか、何か意味があるはずだと、思えるわけです。
     また、色々と教えてください。
     それでは。

Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。