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2007/09/01(Sat)

議院内閣制の本質

kazさんの以下の質問に答えます。

『憲法なのですが、裁判所は違憲判断しか行わず、間接的にも立法権に関与しないとされ、完全に権力分立になっていますよね。
しかし、議員内閣制を採用している以上、行政権と立法権は密接な関係にあり、権力分立が曖昧になっていますよね?
何故、アメリカの様な大統領制での権力分立をしなかったのでしょうか?やはり国民主権との絡みなんでしょうか? 』




 議会と政府の関係について、アメリカ型の大統領制を採るか、イギリス型の議院内閣制を採るかは、つまるところ各国の歴史的沿革に帰することになります。

 イギリスが発祥とされる議院内閣制は、19世紀中葉以降ヨーロッパ大陸で普遍化し、日本国憲法もその影響を受けています。
 このことは、たとえ現行憲法がGHQの強い指導下で作られたとしても、完全にアメリカナイズされたわけではないということです。


 議院内閣制とは、議会優位の政治体制ですね。現行憲法上、たとえ内閣に衆議院解散権があるとしてもです。

 この議院内閣制の本質について、わが国では責任本質説が判例・通説です。均衡本質説も存在しますが、抑制と均衡重視より、国会の内閣に対する民主的コントロールが本質だと考えるのが大勢だろうと思います。

 なぜかというと、

 国民が選んだ国会によって支持された政府に行政権を任せることが民意に敵うからですね。


 では、どうしてアメリカは議院内閣制を採らなかったかというと、本国イギリスの植民地時代、本国イギリスの国会が作った悪法に苦しんで、立法権不信、司法権優位、行政権の立法権からの完全独立という指向性に傾いたからだと思われます。
 このように、各国の強い歴史的背景が様々なかたちで影響を及ぼしているからだと思われます。

以上です。



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コメント ▼


    
  • ありがとうございます!

    やはり、国民主権の概念の一つである、国政の最高決定権を導き出す制度だということですね。
    そうなのかな~と思いながらも、確証が持てなかったものですから。
    ありがとうございました。

  • kazさんへ

    その通りですね。厳格な権力分立とはいえないかもしれませんね。
    自由主義と民主主義の原理は常に緊張関係にあります。
    その調和を憲法は意図しているといえます。

    ですから、各国いろんなバリエーションがあって当然ということですね。所詮、制度というのは、人が人のためにつくる手段ですから。

    kazさんは、とてもよいセンスを持っていると思いますよ。
    法律をどんどん好きになってください。
    ガンバッテください!

  • お手数掛けますが・・・

    誠に勝手ながら、ブログの移転を行いました。

    お手数ですが、リンクの変更をお願いしてもよろしいでしょうか?
    タイトル:行政書士に・・・なる!
    URL:http://ameblo.jp/k-syoshi/

    すみませんが、よろしくお願いします。

  • リンクの変更しました。
    今、流行のアメブロですね。
    画像が綺麗ですよね、宣伝は多いですが(笑)。

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